鉄仙のショートショート

2012年に若年性パーキンソン病を発症。アマチュア作家。

バルセロナ展in芸術の森

 今日は、バルセロナ展を見るために、芸術の森へ行ってきました。夏も終わり、秋の訪れも始まってきているようで、落ち葉で道が彩られていました。

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 天気も良かったため、すがすがしい気持ちになれて開放感に満たされます。

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 敷地内を少し散策して、芸術の森美術館に到着しました。

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 バルセロナ展で私が気に入ったのは、次の3点です。

 

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長崎県美術館ホームページより転載)

『共同墓地のある風景』モデスト・ウルジェイ作(長崎県美術館) 

 夕日の墓地を描いた『共同墓地のある風景』は、何時間でも見ていられるほど、孤独な世界の広がりと底の知れないほどの奥行きを感じさせる物悲しげな風景です。背景で沈んでいる夕日の表現は素晴らしく、少しずつ沈んで行くように感じられる生きた絵でした。

 

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ADC文化通信より転載) 

『織工の娘』ジュアン・プラネッリャ作(個人蔵)

 自動織機で織物を作る少女を描いた『織工の娘』は、機械化により安い賃金で女性や子供が働かされるようになった時代を切り取った作品です。絵の素晴らしさは言うまでもありませんが、この作品のテーマが私の心にとまりました。

 今でも貧富の差が残っていますし、世界は男女平等や子供の人権をうたってはいますが、女性と子供は、男性と比べて虐げられています。家事や育児を押しつける男性や、女性にお茶くみをさせる会社とか、同じ男として、本当に腹立たしいです。

  

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ADC文化通信より転載) 

『初聖体拝領』ジュゼップ・リモーナ作(カタルーニャ美術館蔵)

 二人の女性の半身像である『初聖体拝領』は、キリストの体を象徴するパンを食べる儀式を切り取った作品です。写真からは分りづらいと思いますが、実物を間近で見ると、造形がリアルで、まるで生きている人に特殊メイクをしているかのように見えます。バルセロナ展で一番気に入った作品でした。

 

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 見る前は、地味な印象を感じていたバルセロナ展でしたが、実際に見てみると、とても見応えがありました。