鉄仙のショートショート

札幌在住会社員のショートショート置き場です。

歪笑小説が面白かった!

 東野圭吾さんの『歪笑小説(わいしょうしょうせつ)』 を読了しました。 

  私は現在、小説家を主人公にした連作短編を執筆中しています。先週までは残業で忙しくてほとんど手をつけられず、時間ができても外部サイトに投稿するという、謎の行動をしていたため、全く進んでおりませんが(笑)

 通勤中も小説を書かずに、この『歪笑小説』を読むか、寝ていました。小説家を目指している人は時間さえあれば書いているのでしょうね。私は寝るか、裸を見るかの二択です(笑) 最近はベストセラー作家になれば、黙っていても裸が寄って来るぞ!と自分に言い聞かせております。

 小説家になりたい人のほとんどは、書くのが好きなのだと思います。しかし、私は書くのが嫌いです。ただ、自分好みの小説を読みたいという気持ちは強く、面倒くさいけど自分しか書けないので仕方がなく書いている状態です。だから、作品も下手の横好きレベルですが、半年前と比べれば大分マシになった方です(笑) 

 そんな私でしたが、今回は割と真剣に書いているので、参考資料として『歪笑小説』を読んでいました。なんせ主人公を小説家に設定したのですが、小説家や編集者とはどんな生活をしているのかが全く分からなかったからです。

 この『歪笑小説』は小説家をテーマにした短編集なのですが、かなり面白いです。熱海圭介という売れない小説家が出てくるのですが、なんだか親近感を覚えるキャラでして、私のことを知っている人があれを読んだら似ているねと笑うと思います。中でも『罪な女』という話で、女性編集者に惚れるくだりとか、自分のことが書かれていると思うような内容でした(笑) 思い込みの激しい男って、意外と小説家に向いているのかもしれませんね。俺は小説家になれる!と思って全力疾走することは普通の人にはできませんから。

 とにかく『歪笑小説』は読んで正解でした。これを読めたことは大きかったですね。こんなに面倒くさいのなら小説家になれなくてもいいやと思いました。小説は趣味で書くのが一番ですよ。仕事にしたら胃に穴が開きそうです。有名な賞の最終候補でヤキモキしたり、締め切りを気にしたりとか嫌です(笑)二週間で本格ミステリの短編書けって、それはムリってもんです!